Nauto Safety Stories – 株式会社クスリのアオキ様 ナウト導入で実現した管理の改善と費用の適正化

導入事例
Jun 4, 2021

株式会社クスリのアオキ
総務部 総務課長
馬場康平 氏

ナウト導入は240台
事業拡大で社用車の稼働数増加

- 御社の事業内容を教えてください。

馬場氏)本社のある石川県を中心に、中部、関東、近畿、東北地方にドラッグストアチェーン「クスリのアオキ」を展開している企業です。地域のお客様の健康、美容、衛生などの面で皆様の生活を支える“近くて便利な、かかりつけ薬局”を目指しています。

- 石川県内だけでなく、全国的にチェーンを拡大されていますね。

馬場氏)はい、ことコロナ禍において、衛生管理を気にするお客様がぐっと増えました。ドラッグストアはこういうときこそ営業をするべきと、感染対策を徹底しながら事業を続けています。そのような背景もあって、業績としては比較的安定している方だと思います。さらに最近ではお客様からのご要望もあり、医薬品や衛生用品だけでなく、生鮮食品や総菜などスーパー業務にも力を入れていまして、先日は新しい業態の「スーパーのアオキ」を金沢市内にオープンしました。食品スーパーとしては初の店舗になります。

- 業務展開が広がり、店舗数が増えるにつれて、社用車が活躍する場も増えてきているのではないでしょうか。

馬場氏)そうですね、営業車の種類や台数も拡大しています。種類としては、エリアマネージャーと呼ばれる地区を統括する者が運転する一般車をはじめ、薬品の配達車、精肉・鮮魚や日用品など商品を配送するトラック、新規出店に向けて立地を探すために回っている営業車、採用関係の営業車など、幅広い用途において車両を導入しています。現在の稼働数は約300台。そのうち、ナウトの導入は約240台です。2020年5月からテスト導入を開始し、同年8月から本格導入を始めました。

- ナウトを導入する以前は、ドライブレコーダーなどの機器の導入や、安全運転指導などの取り組みはどのようにされていたのでしょうか?

馬場氏)それ以前は、ドライブレコーダー等は車両に使用していませんでした。事故があっても、毎回事故が起きてからでないと指導ができない状態。それも、詳細な情報は残っていないので、メールや朝礼などで共有し、「こういう事故があったので、皆さん気をつけましょう」と注意喚起をするぐらいのことしかできませんでした。

- 未然に事故を防ぐような対策や指導ができていなかったんですね。

馬場氏)はい、支店ごとの取り組みなども実施していませんでした。そんな中で、ドライバーが違反をして免許停止になってしまったことも。当社は広い駐車場があるような郊外型店舗をメインにしていまして、駅前の店舗はほとんどありません。電車での移動には頼れないので、営業車を運転できないとその人の仕事は完全にストップしてしまいます。ドライバー管理・記録の改善は一つの大きな課題でした。

複数のドラレコを使ってテスト導入
2つの要件を満たしたナウト

- ドライブレコーダー未設置という状態から、どのような理由でナウトを選んで導入していただけたのでしょうか?

馬場氏)ドライブレコーダーを導入する背景として、2点大きな目的がありました。1つは、先ほども申し上げたように、危険運転を予防し、ドライバーの運転記録を管理しようという管理面の改善。もう1点は、社用車のETC料金や燃料費などの使用が適正に使われているかという、費用の適正化です。急発進や急ブレーキなどを避けるエコドライブによって、燃費の削減につなげたい。この両方が実現できるドライブレコーダーは何があるだろうかと、さまざまなタイプを試して検討していました。

- そのドラレコの候補の中に、ナウトもあったんですね。

馬場氏)はい、有名メーカーの買い切りタイプのものから、AI機能は付いていない通信型のもの、そしてAIドライブレコーダーであるナウト。複数の社用車にサンプルを導入して、管理画面もすべてチェックして、どれが希望する要件を満たすかテストしていきました。画面を見て、機能を比較していくと、各メーカーの違いがわかってきます。そのうえで、「管理の改善と費用の適正化」という両方の目的を果たすことができると、総合的にナウトが一番良いという判断に至りました。

- しっかりと比較したうえで、ナウトを選定していただきありがとうございます。ドラレコの導入に関しては、事故予防と事故後の処理の効率化、特にどちらに比重を置いていたのでしょうか?

馬場氏)断然、事故予防ですね。やはり事故が起こってからでは遅いので。また、行政対応しているかという点も一つのポイントでした。万が一事故が起こって、警察へ運転履歴の提示を求められた際、そのデータが行政対応としても問題ない書式かどうか。買い切りタイプのものはSDカードに記録が残りますが、それを抜きだしてデータをまとめるのは大変。かといって、毎回ドライバーが運転履歴を手書きで記録するのも手間がかかりますし、抜けがあるかもしれません。その点でもナウトはきちんと要件を満たしていました。

社内プレゼンと全社説明会で
ナウトへの理解を深める

- ゼロの状態からほぼ全車両にナウトのドラレコを導入することになりましたが、社内の皆さんの反応はいかがでしたか?

馬場氏)まず導入を検討している段階で、社長や副社長を含む経営層、全部署の部長に承認をもらうためのプレゼンを行いました。これまでの事故率や現在社用車にたいしてかかっているコストなどを数字で説明し、「何かあったときに経営へのダメージが大きい」ということをきちんと伝えました。そのうえで、ナウトのすべての機能を説明。ドライブレコーダー導入の重要性を丁寧に説明したところ、経営層からは何の異論・反論も出ずに意外なほどすんなりと承認をもらえました。社長や副社長にきちんと理解してもらえたことが大きいと思います。

- ドライバーの皆さんとのコミュニケーションはどのように行ったのでしょうか?

馬場氏)経営層からの承認が下りて、導入を開始する前に説明会を行いました。全国に拠点があるので、テレビ会議も利用して社用車を貸し出している全ドライバーに対して本社会場での説明会の様子を中継、これを全3回実施しています。その際、ナウトの基本的な機能はすべて説明しました。「事故に遭ったときにドライバーの皆さんのことを守れる」「日報を書く手間が省ける」という、ドライバーの皆さんにとってメリットはもちろん、「わき見運転や携帯電話を操作したらすべて記録される」という、ドライバーさんにとっては嫌がられてしまうであろう点も。弊社では社用車での喫煙は禁止しているので、「喫煙も記録される、吸ったらちゃんと車内のクリーニングを行うように」ということも伝えました。中には「常に見られている」「盗み見されている」と不安に思う人もいましたが、「必要以上に見ることはないし、ドライバーのプライバシーは守る」という点はきちんと強調しています。業務上、出店予定地など社内機密の場所に行くドライバーもいますので。

ナウト導入で自損事故半減
優秀ドライバーへの表彰を実施

- 導入からまだ3ヶ月ほどと短期間ではありますが、ナウトが事故防止に役立っているような実感はありますか?

馬場氏)今のところ、昨年の推移と比較して自損事故が半分近くまで減っています。やはり危険運転時の画像が残るというのが非常に効果的なようで、初めは「危険運転なんてしていません」と主張していたドライバーも、画像と一緒に指摘すると認めて、きちんと反省してくれます。

- ドライバーの方々の挙動で、わき見や急ブレーキなど、特に気になるものはありますか?

馬場氏)実際に使ってみて、やはり携帯電話の使用が一番気になりますね。業務上必要でやむをえず使用している場合ももちろんありますが、操作時はかなり注意力が散漫になっているという印象を受けます。あとはわき見運転。「急制動の前にわき見あり」というのはナウト導入前から感じていたことですが、やはり多い。違反や危険運転を繰り返すドライバーには、上長を通じて指導し、1週間ごと、1ヶ月ごとに安全運転が守れているか報告を上げてもらうようにしています。

- 機械による警告+人による口頭指導が一番改善の効果が出やすいので、理想的な指導方法だと思います。また、今後の参考にさせていただきたいのですが、ナウトに改善してほしいポイントがあれば教えてください。

馬場氏)車内カメラを隠せないように、隠した段階で通知が鳴るような機能があればいいなと思います。サンバイザーで隠してしまうドライバーが結構いまして、それでは記録が残らないのでせっかく設置した意味がなくなってしまう。現在はサンバイザーの使用率は数字で出るので、都度指導しているのですが、何人もいるとなると一人ひとりに指導していくのは大変なので。でも、それさえ今後対応してもらえるようになれば、今のところ言うことはありません。便利に活用しています。

- ありがとうございます、貴重な意見として参考にさせていただきます。今後もぜひナウトを安全運転指導にご活用いただければと思います。

馬場氏)お願いします。社内では毎月、経営層が集まる会議がありまして、その際にナウト導入の目的としていた費用の適正化が進んでいるかを報告しています。燃料費、ETC料金、事故率、事故車両の修理金額などのほか、規定違反が多く高リスクなドライバー、逆に危険挙動が少ない優秀ドライバーも報告しているのですが、先日、社長の方から「優秀なドライバーは、これからきちんと表彰しよう」と、粗品をもらいました。今度、社内で初めて表彰式を行う予定です。今後は優秀なドライバーのへ表彰を積極的に行って、より安全運転への意識を高めていってもらいたいと思います。